はんこの作成には時間がかかることを意識して

これからハンコを作ろうと考えている方も多いのではないでしょうか。

その際に意識しておきたいのが、ハンコを作るためにある程度時間がかかる点です。

必要になった時にすぐ手に入るものばかりではないので、必要に応じて作るときには時間の余裕を持っていくことも必要でしょう。時間がかかるポイントや、時間をかけることのメリットなどについてみていきましょう。

珍しい名前の場合には時間がかかりやすい

一般的なはんこであれば、店頭で販売しているものも多くあるので、すぐに手に入れることができると考える方もいるでしょう。しかし、実際に購入しようとすると、自分の名前の物がないこともあります。ある程度一般的な苗字などであれば、最初の店舗になくてもほかのところで見つかる場合もあり、その日のうちに解決するかもしれません。

しかし、珍しいものの場合には店頭に置いていないことも多く、扱いがないため探し回っても見つからないこともあるのです。それほど珍しくないものであっても、地域的に少ない場合には扱っていない場合もありますから、すぐにどこでも手に入るわけではない場合もあります。

自分の苗字が珍しいものだと思っている方はぜひ、早目にはんこを作っておくようにしましょう。市販のもので準備されていない場合には特注で新しく彫って作ってもらう必要があります。即日対応してくれるお店もありますが、そうではないところも多いですし、ハンコを必要とする人が多い時期などは混み合うためすぐに作れないことも珍しくありません。

その点を考えて早めに準備をしておくようにすると、必要なときに間に合わせることができるでしょう。

字体などにこだわる場合も

店頭で販売されていてすぐに購入することができるのは、決まった字体のものになり、個性が出しにくくなります。字体などにこだわりたい方は、既製品では満足できないこともあるでしょう。開運を願って縁起の良い字体にするなど、単なる事務処理用のアイテムとしてだけではない意味合いを持たせたい方にとっては、譲れないポイントとなります。

そういった希望がある方は、ぜひ早めに注文に取り掛かるのがおすすめです。実際に作業をしてもらう時間などはもちろんですが、実際にどのような字体にするかなどお店で相談したい方などは、それに応じてくれるお店を探していく必要も出てくることになります。

それにはある程度時間がかかることになりますので、はっきり日程が決まらなくても、必要になることが見込まれる段階で準備を始めておくようにすると慌てなくて済むでしょう。

その場でできないものもある

街のはんこ店などでは、その場で文字を彫ってくれる職人さんがいて、急ぎであればその場で対応してくれる場合もあります。しかし、そういった店舗ばかりではありません。取次ぎをするだけの場合もあるので、その場合には注文を受けて本店などに送付し、彫りあがったものをお店で受け取ってからお客様にお渡しすることになります。

そうすると作業の時間に加えて運送にかかる時間も考えなくてはなりませんから、時間がかなり掛かってしまうことになります。一般的に販売されている形のはんこでも、自分の苗字などがそこになければメーカーに特注することになり、そのやり取りや配送などに時間がかかってくることになります。

すぐに手に入るだろうと思っていると、思った以上に時間がかかってしまい、結果的に必要なときに間に合わないことも少なくありません。一カ月以上かかってしまう場合もありますし、何らかの不具合があればさらに時間がかかってしまうので、その点も考えて準備を進めておきましょう。

一品物にはメリットも

既成のはんこが使えるならそれでもいいように感じがちですが、やはり自分専用に作った一点物を持っていると、仕事や契約などの場でも胸を張って使いやすくなり、自信につながっていきます。大切なシーンで使うことが多いはんこですから、一つきちんと作っておくことをお勧めします。

実印などは特に長期間大切に使い続けていくものになりますから、素材などにもこだわり、納得のいくものを作り上げて活用していきたいものです。大きめのはんこになることが多いので、それに合わせたケースなども一緒に購入しておくようにすると便利です。

既製品で同じように彫られたものは、同じ文字のものだと見分けがつきません。機械で彫られ大量生産されるので当然なのですが、ほかのはんこで押したものと見分けがつかなければ偽造などの恐れも出てきます。しかし、その都度手で彫られたものは同じものは二つとないので、そのはんこで押したものだという証拠になります。

大切な契約などで使うものなら、既成のものではなく、時間をかけて作られたハンコを使いたいものです。そのためにはある程度時間をかけて準備しておくことが求められます。

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時間があれば選択肢が広がる

はんこを作るにはある程度時間がかかることはこれまで説明してきましたが、必要なときに希望の物がなかったり、作るのに間に合わなかったりすると、妥協をしてしまうことになります。既成のものを購入して間に合わせてしまうことができればそうしてしまう方もいるでしょう。

しかし、本来はこだわりたかった字体や素材などが使えないこともあります。一時的に使うものであればよいですが、重要な契約に使うもの、これから長く使い続けていくものであれば自分の好みのものにしていきたいところです。

そのためにはある程度余裕をもってハンコを作っておくことが必要になります。すぐに必要にならなくても、ある程度落ち着いた段階で自分の大切なはんこを作っておくなどするとよいでしょう。社会に出るタイミング、結婚するタイミングなどで作っておくこともよいかもしれません。

急いで決めようとすると期限の問題からお店や使える素材が限られてくることになるので、それが関係ない余裕のある時間に考え、問い合わせなどを始めていくことがおすすめです。納得のいくはんこを手にしやすくなるはずです。

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思い通りのはんこを手にするために

デジタル化が進んでいるとはいえ、まだまだはんこは私たちの暮らしや仕事で活躍する場面が多いものです。大切なシーンで使うものだからこそ、長く使えて大切にできるものを手にしたいところです。そのためにはある程度時間が必要になる場合が多いので、今後必要になることが予想される場合には、早目にはんこづくりに動き出していくようにしましょう。